やわらかもちもち
丸みを帯びた独特なフォルムと、無垢の桐の温かみのあるボディ。
柔らかく、しっとりもちもちな手触りの座面。
かつて使われていた丸火鉢に現代的なエッセンスを加えて
全く新しいスタイルへと生まれ変わった「おもちスツール」。
これまでにない特徴的な形状は、唯一無二の存在感を放ちます。
どんな空間に置いても、個性とやわらかさを添える逸品です。
商品詳細
商品名 | おもちスツール |
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品番 | C0860・C0861・C0862・C1568・E0493・C1555 |
サイズ | 各商品ページに記載 |
丸いフォルムが特徴的なスツールとテーブルを制作しました。
( こちらの商品はセットではなくそれぞれ単品での販売となります。 )
元々は古い桐の丸火鉢で、こちらをリメイクしています。 無垢の桐材をくりぬいた、大胆で贅沢なつくりです。
今回のリメイクで、火鉢本体に収まっていた銅製の炉を脚として使用できるように手を加えました。
炉のクリーニングの様子。錆取り液に浸し、丹念に磨き上げ。
外側はサンドペーパーでヘアライン仕上げ。
最後に全体を錆止めのクリア塗装で仕上げています。
また、こちらの炉を脚として取り付けるために、火鉢の底の部分に加工を加えています。
裏から見た写真。彫り込んだ部分に炉をはめこみ、縁を3本のネジで押さえます。商品には専用の工具が1本付属します。炉の裏は床のキズ防止のため、フェルト貼り仕上げです。
こちらの炉は、取り外して元々のように火鉢の中に収納することも可能です。この状態で座面を乗せ、低いスツールとしてもお使いいただけます。
お好みの高さでご使用ください。
そして今回新たに制作した座面。イメージはおもち。
座面のベースとなる板の制作。火鉢ひとつひとつ大きさが違うため、細かな調整を繰り返して合わせました。座面を本体の上に置くと、すっぽりとはまります。
ベースにウレタンを重ね、生地を張ります。火鉢のひとつひとつのカタチに合わせて、座面のフォルムやボリュームを調整。
張地は片面起毛のボア生地。こちらの生地は伸縮性があり、やわらかくてもちもちとした手触りが特徴です。表面の起毛が粉のように見えることも手伝い、おもちを彷彿とさせます。
桐の本体部分は汚れを落とした後にうづくりをかけて木目を浮き立たせています。そして表面を滑らかに整え、無塗装で仕上げ。
桐のダイナミックな木目と柔らかくカラッとした質感が楽しめます。内側は白で塗装済み。
一回り大きめサイズのこちらは、ガラス天板を乗せてテーブルとしてお使いいただけます。
こちらも炉を外して本体に収納すると、低いテーブルとして使用可能です。
天板のガラスは厚さ12mm。縁はカマボコ加工で丸みをつけて磨き仕上げ。
内側の様子。
また、座面も付属しますので椅子としてもお使いいただけます。
火鉢の丸いフォルムや桐やわらかな質感は活かしながら、新たなかたちに生まれ変わりました。