もふもふ
古い桐の時代箪笥をリメイクしました。
本体は毛足が長くボリュームのあるエコファーで仕上げ。
柔らかい毛はもふもふで、つい撫でたくなる質感です。
脚は古い一枚板の座卓をリメイクして新たに製作。
デザインは寺社建築の木鼻や鳥居から着想を得ています。
百有余年の時を経て、和の風情は残したまま個性的な装いで生まれ変わりました。
商品詳細
商品名 | 毛皮箪笥 |
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品番 | F0171 |
サイズ | 幅1174×奥行430×高さ780 |
毛皮箪笥。
古い桐の箪笥をリメイクしました。
こちらが元々の状態。
重ね箪笥の下の段をリメイクしています。
箪笥本体には長い毛足の生地を貼って仕上げており、リメイク前後で印象がガラリと変わりました。
生地は毛足が長くふわふわのエコファーを使用。毛皮を模してつくられたイミテーションの生地です。ボリュームのある柔らかい生地で、触り心地が良く、つい撫でたくなる質感。もふもふです。
(こちらの生地は熱に弱いため、ストーブの近くなど高温になる場所を避けて設置をお願いいたします。 また、できる限りの処理をしておりますが、生地の性質上細かな毛が抜ける場合がございます。 )
リメイク途中の様子。
一度金具を外して、劣化した塗装面を全て削り木地の状態にしています。その後、経年の収縮でできた割れの補修や、構造的な緩みの締め直しなどの補修を行った上で生地を貼り仕上げています。
脚の部分は今回新たに製作しました。
素材に使用したのは、古い一枚板の座卓。全て無垢材でつくられたこちらの座卓を加工して組み上げ、新たなカタチで再構築。
脚のデザインは寺社建築の木鼻や鳥居から着想を得ています。無垢材の重厚な質感と木目を活かしたクリアのオイル仕上げ。
本体には引き出しが合計4杯。内部は桐材です。大きな引き出しの側板には持ち手の穴があります。動きも調整済みで、問題なく開閉可能。
扇形の金具。横幅が約22cmほどで迫力があります。やわらかな白っぽい毛に、重厚な黒い金具が映えます。金具には鍵穴が見えますが、誤作動防止のために内部で固定しており、鍵は使用はできません。
本体の底面。「明治四拾年」と墨書きがあります。明治40年は西暦1907年。この箪笥は、今から117年ほど前につくられたようです。
本体は脚の上に乗せるカタチで使用します。金具などはありません。底面の左右に見える部材で位置が決まります。
サイズ感。高さは78cm程度です。
時代箪笥の特徴的な金具を活かしたまま柔らかな毛皮を身にまとい、さらに重厚な脚をプラス。百年以上前につくられた古い箪笥が新たな姿で蘇りました。
また、こちらの箪笥は元々重ね箪笥だったため、上段も同じ仕様でリメイクしています。2棹並んだ姿も迫力があります。
オンラインショップにて、ぜひご覧ください。