古い桐の時代箪笥をリメイクしました。
全体を毛足が長くボリューム感のあるエコファーで仕上げ。
柔らかい毛は触り心地も良く、つい撫でたくなるユニークな箪笥です。
時代箪笥のかたちと特徴的な金物は全てそのまま活かしています。
和家具らしさは残したままで黒い毛皮を身にまとい、唯一無二の逸品に仕上がりました。
商品詳細
商品名 | 毛皮箪笥 |
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品番 | C1332 |
サイズ | 幅1090×奥行440×高さ1010 |
毛皮箪笥。
古い桐の時代箪笥をリメイクしています。
こちらが元々の状態。
経年の収縮でできた割れは、埋木により補修しています。また、木が痩せて緩んでいた木釘も改めて打ち、箪笥全体を絞め直しました。
その他に構造的な緩みや細かな痛みなどの補修を施し、引き出しや戸の調整を行った後に、全体に黒く長い毛足の生地で仕上げ。
リメイク前後で印象がガラリと変わりました。
生地は毛足が長くふわふわのエコファーを使用。毛皮を模して作られたイミテーションの生地です。 ボリューム感のある毛が柔らかい生地で、触り心地が良く、つい撫でたくなる質感です。
※色は写真では光の具合で白っぽく見えていますが、実物は黒です。この次の引き出し周りの写真の毛色が実物に近いです。
(こちらの生地は熱に弱いため、ストーブの近くなど高温になる場所を避けて設置をお願いいたします。 また、できる限りの処理をしておりますが、生地の性質上細かな毛が抜ける場合がございます。 )
引き出し内部は桐材です。こちらも割れを補修した後、桐の表面を削って汚れを落としてクリーニングを行いました。開け閉めの具合も調整済みでスムーズです。丸い金具に鍵穴がありますが、鍵はありません。
右下のガメ戸の中には小さな引き出しが4杯収納されています。
時代箪笥の一番の特徴である金物。こちらは一度全て取り外して塗装をした後に改めて取り付けました。柔らかな毛の質感と黒い金具の対比が目を引きます。
サイズ感。高さが1010mm程度。
時代箪笥のかたちと、特徴的な金物は全てそのまま活かした箪笥です。和家具らしさは残したままで黒い毛皮を身にまとい、唯一無二の逸品に仕上がりました。