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赤富士竜市とは

About us

価値のある時代家具を
美しくモダンに蘇らせ、
次の方へお渡しする工房です。

日本の古い家具は、私たちの大切な財産です。
しかし、時代の変化や修復の難しさにより、
残念ながら処分されてしまうものも少なくありません。
赤富士竜市はそのような古家具に光を当て、より輝く姿を見出し、
新たな価値を創造する家具工房です。
常識にとらわれず、現代の発想や素材なども取り入れ、他では見られないオリジナルの逸品に仕上げてみなさまのもとへお届けします。

模様 模様

素材を生かした
シンプルな日本の古家具。
その美しさに惚れ込んで

家具職人として国内外、新旧問わず様々な家具に触れてきた私たちが
心を奪われた、日本の古い家具。

素材の美しさや、時を経て深みを増した何とも言えない味わい、
てづくりの温もりなど、たくさんの魅力が詰まっています。

私たちはその魅力をみなさまにお伝えするべく、仕入れ時の値付けからリペア、
販売までを一貫して手がけています。

私たちのもとに辿り着いた家具と真摯に向き合い、その魅力を見極めて、
ひとつひとつ丁寧に仕上げます。

当時の職人の仕事に敬意を表し、
その家具に出会えたことに感謝をしながら、
赤富士竜市なりの表現を加えて唯一無二の家具に仕上げます。

私たちが手を加えることによって、
それぞれの家具の歴史が
これから先へ大切に受け継がれることとなれば、
これ以上の喜びはありません。

家具職人,家具製作
上杉 竜一 RYUICHI UESUGI

1975年、東京生まれ。
18歳から内装業に従事。
1999年より東京都立品川技術専門校にて木工の基礎を学ぶ。
2000年よりACMEFURNITUREにてアメリカビンテージ家具の買い付け、修理、リメイク、販売、オリジナル家具の製作を行う。
2006年より木工所にて熟練の家具職人のもと技術を学ぶ。
2008年より株式会社KARFにてヨーロッパのアンティーク家具の販売、修理を行う。
和家具、骨董に魅せられ現在に至る。

家具職人,家具製作
水上 拓也 TAKUYA MIZUKAMI

1985年、熊本県生まれ。
20歳で熊本YMCA学院建築学科を卒業。
2008年より株式会社KARFにてヨーロッパのアンティーク家具の販売、修理を行う。
2009年より静岡県立清水技術専門校にて木工の基礎を学ぶ。
2010年より亀山木工所にて無垢材を使用した家具製作に従事。
2011年より平田木工所にてフラッシュ家具・建具の製作、現場施工に従事。
2017年よりMILK ART WORKSにて造作家具や建具の製作、店舗や住宅の内装工事に携わる。
日本の古家具の魅力に惹かれ、現在に至る。

時代家具とは?

江戸時代から昭和初期にかけて、
日本の職人の手で作られたアンティーク家具を指します。
古い物は、制作時の時代背景や物語、味わいのある質感が魅力。
中でも時代家具には、
時が流れても失われない物としての価値が詰まっています。
技術と美を感じさせる、
時代家具の3つのポイントを解説します。

金釘も接着剤も使わない、
木組み技術の粋が詰まっている
01

大正時代以前の家具は、すべて無垢材で作られています。金釘も接着剤も使わず木材だけで組み上げられた家具は、堅牢でありながら修理がしやすいのです。これが可能なのは、木材の性質を知り抜き、精緻な加工技術を持つ職人だけ。ため息の出るような技が詰まっています。
近代の家具に突き板が多く使われるようになったのは、加工技術が進歩して木材を薄く削げるようになり、強度の高い接着剤が開発されたためです。安価な木材に木目の美しい突き板を貼り付ける化粧法は、家具の量産を可能にしましたが、昔ながらの木組みの家具は貴重なものになっていきました。

金具一つ一つを手で打ち出す。
一点物のアート
02

上の写真は、江戸時代に作られた仙台箪笥です。引き出しすべてに金属製の錠が取り付けられています。このすべてが手作りです。金属板を裏側から槌で叩いて立体的なレリーフにしたあと、細い目打ちのような道具で繊細な線を描いています。ただの道具にここまで時間をかけて優美な細工を施す。現代にはなかなかできることではありません。
こういった金具は、今から同じものを作るには莫大な時間と費用がかかります。また、二つと同じ物がないので入手することは困難です。金具だけでも非常に価値が高いのです。

木目は偶然か計算か。
天然にしかない素材の良さ
03

木材は、非常に息の長い素材です。たとえ色あせたり傷ついたりしても、表面にカンナをかければ美しい木目を蘇らせることができます。世界最古の木造建築である法隆寺は、多くが7世紀(奈良時代)に伐採されたヒノキでできています。1,300年経った現在でも、これらのヒノキを削ると新品同様のヒノキの香りがすると言われるくらいです。
また、表面に現れる木目はその家具を一点物にする重要なデザインです。西洋では建築でも家具でも線対称が好まれますが、和家具はそうではありません。あえてずらした木目の中に、風景があるのです。

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