軽やかで愛らしい
古い桐箪笥のリメイクが仕上がりました。
長い年月を経た桐材の乾いた質感やシンプルな金具を活かし、当工房の個性を加えて仕上げています。
本体を脚で持ち上げ、引戸をガラスに変えて軽やかに。
桐箪笥の面影を残しつつ、新しい姿に生まれ変わりました。
商品詳細
商品名 | 桐のローボード |
---|---|
品番 | Z0035-1 |
サイズ | 幅997×奥行420×高さ600(mm) |
桐箪笥のリメイクが仕上がりました。
こちらが元の状態。
三段重ねの桐箪笥の上段部分を使用しています。
経年で劣化した表面を研磨し、引き戸をガラスに変更。
脚部分は新たに製作しています。
研磨して現れた桐の優しい木目。
木地を整えた後、 素材の質感そのままに仕上がる透明な塗料で塗装しています。
無塗装の状態に比べ汚れが付きづらくなっていますが、見た目や手で触った時の質感は無塗装とほぼ変わらない仕上がりです。
ガラスの引き戸内は淡いピンクのペイントで仕上げています。
その下の引き出しは、痛みや汚れが目立っていた底板を張り替え、スムーズに開け閉めできるよう調整済みです。
また、引き出し3杯に共通で使用可能な鍵が1本付属します。
新たに製作した脚の仕上げは銅粉入りのペイント。
脚の上部の角は、本体の角の丸みを意識したデザインです。
脚先はピンクで塗り分けて、靴下を履いたような仕上がりになっています。
桐箪笥らしさをしっかりと残しつつ、軽やかで愛らしいイメージに仕上がりました。